個別受注生産品を扱えるようになりました
空調機のように、案件ごとに仕様を取り決める製品を扱えるようになりました。
段階によって、必要な粒度が違います
| 段階 | 仕様 |
|---|---|
| 設備設計 | 幅でよい |
| 施工・調達 | 確定が必要 |
| 維持管理 | 確定値が残る |
設計段階で候補に挙がらなければ先はなく、施工・調達では確定していなければ発注できません。両方を扱えるようにしました。
能力の幅で探せます
ライブラリ検索に「能力で探す」を追加しました。冷却能力・送風量・外形寸法などで上限と下限を指定できます。
拾うのは 2 通りの候補です。
- 型番ごとの値 — カタログ品
- 能力の幅 — 受注生産品。その幅の中で作れる
1 つの条件で両方を拾います。幅で当たった製品には「幅で候補」の印が付きます。
幅には出どころを添えています。メーカー申告の範囲は「製作可能範囲」、公開値の範囲は当方が公開データから集計したもので、製作可能範囲とは限りません。
値には条件が付きます
「送風量 385」だけでは使えません。周波数・運転段・入口空気温度といった条件が要ります。
性能値の条件を、数値より先に表示するようにしました。メーカーの資料の注記を、そのままの文面で載せています。施工上の備考も同じく掲載します。
受注生産品であることを先に示します
詳細を開くと、値の前に但し書きが出ます。
個別受注生産品 案件ごとに仕様を取り決める製品です。下の値は標準条件での値で、納入品の値ではありません。
質量 0kg・消費電力 0kW のように届く項目は、値ではなく「案件ごとに決定」と表示します。
案件ごとの確定仕様を残せます
実務でやりとりされる物件番号・見積番号に合わせますが、番号は主キーにしません。会社が違えば同じ番号があり、採番し直しで変わり、番号自体が物件を漏らすためです。
意味を持たない内部キーを置き、各社の番号をぶら下げます。
- 各社は自社の番号で引けます
- 番号が変わっても記録は切れません
- 発注側の物件番号とメーカーの見積番号は対等です
「この番号とこの番号は同じ案件」という紐づけは、当事者が宣言します。基盤は推測しません。
何を預かり、何を預からないか
| 持つ | 持たない |
|---|---|
| 型番・確定仕様 | 物件名・住所・施主名 |
| 機器符号(FCU-3F-12) | 室名・階の用途 |
| 確定した月 | 金額・取引条件・原価 |
| 図面へのリンク | 図面・IFC の実体 |
「何が入っているか」は維持管理と安全に関わるので公共的、「いくらで取引したか」は当事者のもの。この線で切っています。日付は月単位に丸めます。
記録を見られるのは、当事者として名簿に載った会員だけです。運営は名簿に入りません。物件名も住所も持たないため、運営が見ても意味が読めません。誰が見たかは記録に残り、当事者が確認できます。
会員メニューの「案件ごとの記録」からご利用いただけます。自社が当事者の案件だけが並びます。