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2026-10-08

個別受注生産品を扱えるようになりました

空調機のように、案件ごとに仕様を取り決める製品を扱えるようになりました。

段階によって、必要な粒度が違います

段階 仕様
設備設計 幅でよい
施工・調達 確定が必要
維持管理 確定値が残る

設計段階で候補に挙がらなければ先はなく、施工・調達では確定していなければ発注できません。両方を扱えるようにしました。

能力の幅で探せます

ライブラリ検索に「能力で探す」を追加しました。冷却能力・送風量・外形寸法などで上限と下限を指定できます。

拾うのは 2 通りの候補です。

  • 型番ごとの値 — カタログ品
  • 能力の幅 — 受注生産品。その幅の中で作れる

1 つの条件で両方を拾います。幅で当たった製品には「幅で候補」の印が付きます。

幅には出どころを添えています。メーカー申告の範囲は「製作可能範囲」、公開値の範囲は当方が公開データから集計したもので、製作可能範囲とは限りません。

値には条件が付きます

「送風量 385」だけでは使えません。周波数・運転段・入口空気温度といった条件が要ります。

性能値の条件を、数値より先に表示するようにしました。メーカーの資料の注記を、そのままの文面で載せています。施工上の備考も同じく掲載します。

受注生産品であることを先に示します

詳細を開くと、値の前に但し書きが出ます。

個別受注生産品 案件ごとに仕様を取り決める製品です。下の値は標準条件での値で、納入品の値ではありません。

質量 0kg・消費電力 0kW のように届く項目は、値ではなく「案件ごとに決定」と表示します。

案件ごとの確定仕様を残せます

実務でやりとりされる物件番号・見積番号に合わせますが、番号は主キーにしません。会社が違えば同じ番号があり、採番し直しで変わり、番号自体が物件を漏らすためです。

意味を持たない内部キーを置き、各社の番号をぶら下げます。

  • 各社は自社の番号で引けます
  • 番号が変わっても記録は切れません
  • 発注側の物件番号とメーカーの見積番号は対等です

「この番号とこの番号は同じ案件」という紐づけは、当事者が宣言します。基盤は推測しません。

何を預かり、何を預からないか

持つ 持たない
型番・確定仕様 物件名・住所・施主名
機器符号(FCU-3F-12) 室名・階の用途
確定した月 金額・取引条件・原価
図面へのリンク 図面・IFC の実体

「何が入っているか」は維持管理と安全に関わるので公共的、「いくらで取引したか」は当事者のもの。この線で切っています。日付は月単位に丸めます。

記録を見られるのは、当事者として名簿に載った会員だけです。運営は名簿に入りません。物件名も住所も持たないため、運営が見ても意味が読めません。誰が見たかは記録に残り、当事者が確認できます。

会員メニューの「案件ごとの記録」からご利用いただけます。自社が当事者の案件だけが並びます。